【店舗】Western Unionの利用方法 /レート 手数料 書類

 

 

 

 

どうもNSZ山本です。

海外送金の一つの手段として、Western Union Money Transfarがあります。

ウエスタンユニオン取扱店からの送金 | Western Union

 

これについて気になる点があります。

レートが書いてない。

 

公式サイトで手数料は明かされています。だがレートはまともなレートなのか?

実は大まかには調べられてしまいます。後述します。

 

Western Union とは

 

Western Union は約200か国に送金ができる、アメリカ発祥の国際送金サービスです。

銀行ではありません。国際送金ネットワークサービスを提供している企業です。

 

Western Unionで金を海外に送る場合、4つの方法があります。

 

今回山本は①の取扱店を利用しました。

ロシアルーブルの少額送金を行いました。

 

今回の場合どれくらい金額マージンを取られたかという報告をします。

さらにやり方、実際にどんな書類を記入するかを説明します。

 

 

あくまでルーブルのみ行いました。主要通貨のユーロやドルをやっていませんが

各通貨のレートは自宅のPCで調べることができます。

各通貨レートの章で記述します。

店舗利用方法についても実体験を元に説明していきます。

 

 

手数料

 

ウエスタンユニオン取扱店からの送金 | Western Union

手数料は公式サイトに示されています。

A インド、インドネシア、韓国、スリランカ、タイ、中国、ミャンマー、パキスタン、バングラデシュ、フィリピン、ブラジル、ベトナム、ペルー、ネパール。

B その他の国

 

amount(jpy)AB
1-10000990990
10001-5000015001500
50001-10000020003000
100001-25000030005000
250001-50000050007000
500001-100000065009000

2019年現在

手数料が分かったところで、レートを記載していきます。

 

 

ロシアルーブル

 

 

レート

 

今回5000ルーブルを送金しました。この日のロシアルーブルの実際のレートが、google調べで

1.69

よって実レートの場合8450円です。

 

WUで送金した所8808円になりました。5000/8808 =1.7616

WUでのレートは、1.76 となります。

 

8808円/8450円 = 1.0423

つまり4.23%、現実のレートより悪いです。

街の両替屋で大体2パーセントくらいなので(経験則)まあまあ悪いですね。空港やぼったくり両替では4%くらいあるので、非常識なほど悪いわけではなさそう。

 

しかし

ここにさらに、手数料990円(10000円までの金額)がかかります。

 

手数料含むと

 

手数料を足します。

8808円+手数料990円=9798円

相手に受け取ってほしいそもそもの金額は⇒5000RUR=8450JPY

Wesrtern Unionの店頭で実際に払った金額は⇒9798JPY

 

9798/8450=1.1595

15%増し。

高いといえば高いですが私の場合は納得しました。タクシーの深夜だって2割積むしそれくらいはね。

 

 

USDのレート

 

ロシアルーブルをロシアへ送るなんていう人は少ないと思うので主要通貨ドルを記します。

様々な通貨は、ここで計算することができます。

コンビニ・ウエスタンユニオン国際送金サービス – 受取金額・送金金額シミュレーション

コンビニ送金扱いの算出ですが、WU店舗と同様のレートのようです。

 

※算出方法は、USDとEURに対して約1万円分と、30万円分を上のサイトで計算してもらいます。そこからレートを割り出し、約100万円分だとどれくらいになるか逆算して出しています。

※1万円,30万円,100万円ともその金額を超えないで切りの良い数字にしてます。

 

上の表は若干わかりにくいですが

  • 実レート:1ドル110円
  • WUレート:1ドル114.2円

実レートより3.85%増しのレートとなっています。

街の優しい両替屋で2パーほど、空港だと更に高いところが多いです。そう考えるとまあ許容範囲です。

 

 

ここに手数料が加わります。

手数料を入れると、

  • 80ドル送金:15%増し
  • 2500ドル送金:6.3%増し
  • 8000ドル送金:5%増し

少額ではやはり不利さが目立ちます。

(May/21/2019 )

 

 

EURのレート

 

様々な通貨はここで計算することができます。

コンビニ・ウエスタンユニオン国際送金サービス – 受取金額・送金金額シミュレーション

コンビニ送金扱いになっていますが、他とほぼ同様の手数料のようです。

※算出方法はUSDのところと同様

 

 

上の表は若干わかりにくいですが

  • 実レート:1ユーロ122円
  • WUレート:1ユーロ128円

実レートより4.30%増しのレートとなっています。

ドルより若干レートは悪いですが、極端な差ではありません。

繰り返しになりますか、街の良い両替屋で2パーほど、空港だとさらに高いところが多いです。そう考えるとまあ許容範囲です。

 

 

ここに手数料が加わります。

手数料を入れると、

  • 75ユーロ送金:15%増し
  • 2000ユーロ送金:7.1%増し
  • 7000ユーロ送金:5%増し

少額ではやはり不利さが目立ちます。ドルとそれほど変わりませんね。EUR,USDに関しては、実レートのプラス4%となっているようです。

 

インフレが続く危険な通貨や、人気のないマイナー通貨はもっと変わるかもしれませが、きりがないので今回はドルユーロのみです。

 

(May/21/2019 )

 

 

これらを高いとみるかこんなもんと見るかはあなた次第です。

私の場合は納得し利用しました。

ロシアだろうとブラジルだろうと日本の店舗で金を渡した瞬間に理論上相手が受け取り可能になっているシステムは凄いとは思います。

(MTCN=取引番号をあなたがメールで知らせたり、相手が現地店舗に行くまで歩く時間を考慮しないという意味で理論上)

この簡便性の価値は否定できません。

 

私がWestern Unionを利用した理由が3つあります。

  1. 相手が送金を受け付ける方法が銀行送金かWestern Unionの2択しか無かった。
  2. 銀行は少額だとコスパが悪い。代替案の章で後述します。
  3. 今回限りしか使わないので、面倒を省くためなら多少の手数料の高さは良い。

です。

 

3項目に挙げられる点、私は1度しか使わないから15%くらいの手数料は大目に見ました。

定期的な1カ月に1度、さらに頻回に送金を行う場合こんな手数料を払うのはやってられないと思います。

高い手数料が困るというなら代替案はあります。もっと手数料を安くしたい方は最終章をご覧ください。

 

利用方法(店舗)

 

店舗検索はこちらで出来ます。

ウエスタンユニオン取扱店からの送金 | Western Union

 

店舗での利用方法は無茶苦茶簡単です。

 

 

用意するもの

 

①身分を証明するもの

  • 運転免許
  • 健康保険証 (要補足資料,公共料金領収書等)
  • 住民基本台帳カード写真付き
  • 身体障害者手帳
  • マイナンバーカード

が利用できます。運転免許証が一般的だと思います。

書類について変わる可能性はあるので、事前に公式サイトをご確認お願いします。

Customer Identification -ウエスタンユニオン公式

 

②マイナンバー

2016年以降マイナンバーの記載が義務になっています。今のところ書類に番号を書くのが義務なだけでカードを直接見せてチェックはされませんが、念のため店まで持っていた方が良いでしょう。

 

必要書類以上。2点だけです。

あとは店舗に行くだけです。

 

 

店舗に行く

 

今回私は品川のDSKチケットに赴きました。

 

 

場所はここ。

品川以外の店舗はこちらで探せます。

大黒屋、旅行代理店などで扱っているようです。都内は多いです。

 

あまり目立ちませんが、写真中ほどに WU WESTERN UNION と黄色いシールが3枚貼ってあるのが見えます。

 

金券屋で金を送るなんて何となく大丈夫なのだろうかと思ってしまいがちですが、問題ありません。

 

銀行が信用出来て金券屋が信用できないなんてイドラそのものなので普通に頼んでみます。

 

送金の申込書を書きます。この申込書は店舗に置いてあります。

 

 

金額を”Amount to be sent “のところに書きます。

金額は『相手が受け取る金額』を指定ができます。後述します。

 

この紙に書いた情報を店の人がPCに打ち込んでくれます。

現金を払います。

 

PCに入力後、確認のために用紙が印刷されます。

確認用用紙の宛名等が正しければサインをします。

するとこの紙を貰えます。

MTCN/送金管理番号

が書かれた紙を貰えるのでそれをEメールなどで相手に送って終了。

 

この辺は自己責任ではあるんですが、

商品の取引での送金の場合、クレジットカードでは商品が来なかった場合、それを理由に請求を取り消してもらえます。

ウェスタンユニオンは只の送金なので、これで相手が心の良くない者だったら送った金は銀河の果てに消えたと考えるしかありません。様々な観点から考察し相手が信用に足るか判断してください。

相手が身内や家族だったら心配しなくて良いでしょう。

 

 

金額について

 

相手から、

「手数料等すべて勘案して、受取人(相手先)が100ユーロピッタリ受け取れるようにしてください。もし足りない場合はXXできません。」

のように言われることがあります。

 

Western Unionでは

「相手が受け取る金額で指定する」

という方法が出来るので心配いりません。

相手が受け取る金額(他通貨)*レート + 手数料 = 合算した合計

を勝手に算出し請求してくれるので、相手が「金が足りない」という事は起きえません。

 

 

代替案

 

 

①Transefarwise

 

ネットでかんたんに海外送金 | TransferWiseで海外へ送金する

 

最も安く海外に送金したいとするならば、トランスファーワイズとしか言いようがありません。

1万円程度の送金なら手数料100円。50万円程度送っても手数料は2000円ほど。

レートはgoogleなどで出てくる公のレートです。

TransferWiseの手数料

 

相手がこのtransfarwise(トランスファーワイズ)を対応しているなら最も賢い選択です。ワイズなだけに。

自分も使えるならこっちのほうが良かったわ。

 

ただしネットでの会員登録、支払い系の操作を必要とします。

 

手数料安くかつネット操作はTransfarWise。

店舗だけでちょいちょいとやりたいならwestern union。

 

正直ネットで全て完結した方が今のご時世楽という人が多いでしょうね。

 

 

②銀行

 

100万クラスになってくると、国内銀行から海外銀行の送金が良くなってくると思います。

 

私はやっていませんが、いくつか書類を書かなければならいないようです。

 

メガバンク3行とゆうちょ銀行の海外送金を比較 | 海外送金ラボ

こちらのサイトが詳しいです。

 

代表例として、UFJの金額だけ軽く説明します。

UFJ

 

外国送金 | 三菱UFJ銀行

1回100万円まで。

手数料3000円(UFJダイレクト利用)。

相手国の銀行の手数料がプラスで必要な可能性があります。

 

UFJの場合、10000円程度の少額の送金でも3000円の手数料が課されるという事。少額ではメリット無しです。

100万円近くになると事情は変わります。WUでは9000円の手数料になります。銀行の一律手数料3000円の方が得です。

 

さらに、

銀行店頭での受付は近年縮小傾向にあります、現金送金に関してはUFJは2019/6/3で廃止

窓口の現金海外送金終了へ 三菱UFJ、資金洗浄対策 – SankeiBiz(サンケイビズ)

 

口座⇒海外銀行口座に関しても店頭で行うのは高い手数料が課されます。

UFJの場合UFJダイレクトですと3000円の手数料、店頭だと4500円の手数料です。

 

店舗の職員の給料もタダではないので、もちろんとは思います。安く済ませるには、各銀行のネットバンクに登録して自分で操作した方がいいと思います。

 

おわりに

 

いかがでしたか。

現金を国外に送金する場合は手間はかからないので、Western Unionは良い手だと思います。

本来ならクレジットカードとかで払えるのが一番楽なんですがね。

 

代替案で示した通り、相手がTransfar Wiseをやってるならそっちの方が安いです。

 

 

今回利用した品川のDSKアクセスチケットなのですが、、

普通の両替についての話題です。

アクセスチケット品川店の両替レートは2%ほどのマージンです。割と良くて、両替手数料などは無し。

空港と比べると明らかに良いので、羽田から出国する人で時間に余裕があったら品川で一旦降りたついでに両替すると得すると思います。

飛んだ先の現地で両替すればもっとレートが良い可能性もありますが。

 

 

 

以上でした。

 

ps

私がwestern union を利用した目的はロシアのトラムブックのためなんですが、ちゃんと送ってくれるかなあ。(棒)

 

 

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